【刑事事件/在宅】早期ご依頼の結果、仕事を失わず前科もつかなかった事案

罪名と結果

公然わいせつ罪・不起訴

概要

ご依頼者は安定したお仕事をされていましたが、責任感が強く仕事を引き受けすぎ、精神的に追い詰められていってしまいました。
その結果、公然わいせつの罪を犯してしまいました。
幸い逮捕などはされませんでしたが、警察からの捜査を受けている状態で、このまま起訴されてしまえば前科がついてしまう状況でした。
ご依頼者はこれまでも真面目に生きてきており、前科前歴はまったくありませんでした。

 

当事務所の弁護方針

弁護人となった後、最も向かうべき目標は不起訴となり、ご依頼者に前科を付けないことでした。
公然わいせつ罪は社会的法益に関する罪とされており、法律上は被害者が存在する個人的法益の罪ではありません。
しかし、実際に公然わいせつの現場を目撃してしまった方への慰謝料を支払いを行いました。
また、常習性がなく偶発的な犯行であることを証拠に基づいて担当検事に示しました。
結果、目撃者への真摯な対応や常習性がないことなどを認めて頂き、不起訴処分を得ることができました。

 

弁護士からコメント

本件はそれまで前科前歴がなく過ごしてきた方の事案でした。
そのため、前科を付けることなく不起訴処分を得ることが何より大切であると判断し、再犯可能性が極めて低いことなどを証拠によって示すことが必要でした。
在宅事件であっても弁護士に依頼することで、示談交渉や不起訴処分に向けた活動などの選択肢を増やし、不起訴処分を得る可能性を高められることがあります。

keyboard_arrow_up

0978335551 問い合わせバナー オンライン法律相談